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フォレスト出版
グループ:Book
ランキング:4741
価格:¥ 1,575
発売日:2008-07-18
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サブプライム後の新世界経済~10年先を読む「経済予測力」の磨き方~
カスタマーレビュー ![]()
金融音痴は冗談で済まない
(2010-06-05)
本書で特に愕然とさせられたのは東海大地震についての話。
地震といったら物理的損害しか頭になかったが、円資産への巨大な影響はまさに「知らなかった」で済まないレベル。
こんな重大な事実を知らない自分の無知にあきれてしまった。
こういう内容に対しては必ず「またおおげさな…」という感想がつきまとう。
それは周囲の人間が騒いでいないからだろう。
だが、周囲の人間が等しく無知ならば騒がないのは当然である。
「みんなやってるから」サブプライムローンを借りた結果、多くのアメリカ人が住居を失ったという卑近な例もある。
死なばもろとも、というのならそれもいいだろう。
しかし、自分や家族、周囲の人間だけでも生活の保証を確保するならこの本に書かれている事情は知っておかなければならない。
もちろん資産運用が主眼の本であり資産を殖やす方法も具体的に網羅。
学校の授業でこういった本こそ紹介されるべきだろう。
金融工学全否定はちょっと極端な気がしますが、面白い本です
(2010-05-13)
ファイナンシャル・プランナーの著者が書いた本です。
サブプライム問題を予測していたので、著者自身はなんの影響も受けなかったそうです。
そういう著者からの様々な提言がこの本の中には隠されています。
ズバリと物事を書くタイプの著者の本は読みごたえがあり、参考になります。
例えば、
FXは博打と同じだからやめておけ
株式投資はインデックスやETFを運用しろ
金融工学の研究でノーベル経済学賞を受賞したマイロン・ショールズ氏が経営に参加していたLTCMが莫大な損失を抱えて破たんしたから、金融工学は信用するな
などなどです。
オプションの計算式を発明した人が必ずしも成功するとは限りませんので、そういう意味からは若干極端な内容に偏っているとは思いますが、一理あるとも思います。
最後のほうでは日本に向けての提言もまとめられていますので、全般的に面白い本だと思います。
興味のある方は一度読んでみてはいかがでしょうか。
新しいポートフォリオを考えさせられる
(2009-12-18)
著者の本は2冊目です。
前回は「株式」の本だったと思います。なかなかためになる本でした。
サブプライム後というテーマで新しいポートフォリオを提案しています。
外貨と株式でトレンドを読みながら運用していくというのが大まかな内容。
長期の運用というと投資信託でドルコストというのが一般的ですが、あえてサブプライム後にその問題を指摘しています。
自分はのんびりドルコスト今も続けています。ただサブプライムをいち早く察知して現金化しておくべきだったと思う事は何度もありました。その辺はとても共感できます。
とはいってもこの投資姿勢がみんなできるとも思えません。(トレンドを読むのは勉強と習慣化が必要です)
ETFや外貨定期預金など具体的な運用会社まで名指しでかいてくれているのはうれしいです。
もうちょっと自分なりに解釈して活用していきたいと思います。
著者の伝えたかったこと、とはだいぶ違う感想ですが
(2009-11-03)
株初心者が読まなければいけない本ではないと思いますが、
いくら株の勉強をして、ゆくゆくは利益がでても
日本が半壊するような大地震がおきたときに備えて
逆指値を指しておかないと
意味ねー。危ねー。金も時間も全部無駄になるー。と気づかせてくれました。
よって星4つ。
知っておいてソンはない運用手法。だけど、初心者はやらないほうがいいのでは?中級者以上向け
(2009-10-16)
一般的な投資本で紹介されている運用方法「長期運用」と「国際分散」。
その弱点を突く視点は新鮮。
●長期運用の弱点→これから日本は低成長。新興国も成長が鈍化。
長期で持っても利益が出ない可能性がある。
現にここ20年で日経平均は3分の一まで下落。
●国際分散の弱点→諸外国の株価の連動が高まり、分散効果が薄くなっている。
また「株式、債券、外貨」というポートフォリオは管理が難しく、
「株式3、外貨7」の組み合わせを提唱している。
利益を株式売買で、円下落の対策として外貨保有という役割分担である。
攻めの株式、守りの外貨といった感じ。
(外貨も複数運用するなら管理が難しくなるのではないか、と個人的には思った)
良書と言われる他の投資本と同じ意見もある。大きなポイントで言えば、
インデックスファンドを重要視する運用法。投資信託は買うな、FXはバクチという認識。
世界の景気=アメリカの景気=ISM製造業景況感指数(好不況の分かれ目は、50が目安)を
見れば分かると著者は考え、中期的にインデックスファンドの売買を繰り返し
「捉利」を得ていく手法を説く。
だが、この手法は、世界的景気の拡大/後退傾向という
売買タイミングを捉えられるか否かが勝負の分かれ目。
指標があるにしても素人投資家にはそれが一番難しい気がする。
著者は、中国インドを超える新興国は出現しないという考えだが、少し疑問が残る。
ブラジルやアフリカはどうなのだろう。つっこんだ説明がない。
(ネット銀行でソニー銀行が総合的に見てよい、というのもなぜいいのか?の説明がなかった)
平易な文章で書いているので、わかりやすい。が、入門書ではない。
中級者向けだと思う。


